ニュースリリース:NECエレクトロニクス株式会社の「プラットフォームオーヴィア」に技術参画
2005年6月28日
関係者各位
京都マイクロコンピュータ株式会社
京都マイクロコンピュータ、NECエレクトロニクス株式会社の「プラットフォームオーヴィア」に技術参画
京都マイクロコンピュータ株式会社(代表取締役社長:山本彰一 京都府京都市、略称:KMC)は、本日NECエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:戸坂 馨 〒211-8668 神奈川県川崎市、:NECエレクトロニクス)から発表された 、「platformOViA:Open, Value interface for your Application(プラットフォームオーヴィア)」の立ち上げにあたり、初期の段階から技術参画いたします。
KMC設立当初よりKMCとNECエレクトロニクスとは長く良好な関係にあり、常に連携してNECエレクトロニクスが提供する MPU/MCU/System LSIに対応した開発環境を提供して来ました。KMCはNECエレクトロニクスのお客様へ最先端のデバッグ環境を常に提供できる技術力を有しております。
NECエレクトロニクスではユーザーが「プラットフォームオーヴィア」に準拠したシステムを構築することで、開発期間の短縮、コストの削減など、システム構築を大幅に効率化することができ、人員や開発費を自らの競争領域のアプリケーション開発に集中することが可能になると考えており、このプラットフォームを市場に広く普及させ、ユーザーが積極的に開発に活用してもらえるような環境づくりを推進することにしております。
NECエレクトロニクスの「プラットフォームオーヴィア」の普及活動の方針に基づき、NECエレクトロニクスが進める「有力ソフトウェアベンダーとの提携」の初期メンバーのひとつとしてKMCが選ばれました。
KMCは「プラットフォームオーヴィア」に技術参画することで、開発ツールメーカーとしてNECエレクトロニクスとの連携を深め、携帯電話、デジタル家電製品およびカーナビゲーションシステムなどの製品分野により一層優れたデバッグ環境を提供していく所存です。
KMC では「PARTNER-Jet」および「PARTNER-JetM」シリーズを使用した各種Linuxのデバッグ環境を既に実現しており、カーネルやアプリケーションのデバッグが可能です。それらの技術を「プラットフォームオーヴィア」にも提供していきたいと考えております。弊社のフラッグシップ超高速JTAG ICE「PARTNER-Jet」および「PARTNER-JetM」シリーズを使用して、携帯電話、デジタル家電分野などで利用されている組み込み機器のデバッグを容易にかつ素早く行えます。
KMC代表取締役社長 山本彰一は「弊社のJTAG ICEおよび組み込み機器用デバッガ分野での成功は、各種LinuxベースのOS、各種プラットフォームなどに対して、さまざまなCPUに対応した新たなレベルのデバッグ環境を迅速に提供し続けています。「プラットフォームオーヴィア」へ技術参画する初期メンバーとして、携帯電話、デジタル家電製品およびカーナビゲーションシステムのデベロッパの方々からのさらなる要望に応える優れたデバッグソリューションを提供できることを誇りに思います。変化し続ける組み込み開発環境に対して、今後もデバッグソリューションの提供にNECエレクトロニクスと供に注力をそそぐ所存です。」と申しております。
PARTMER-Jetは、1つのJTAG接続でマルチコアCPUに対応したデバッグが可能な、KMCのフラッグシップ超高速JTAG ICEです。
ターゲットCPU: ARM/MIPSなど多種のCPUに対応
開発ホスト: Microsoft Windows 2000/XP
製品URL
動作環境等の各種情報は公式サイトをご覧ください。
http://www.kmckk.co.jp/本件に関するお問い合わせ先
京都マイクロコンピュータ株式会社 広報担当 小林
電話: 075-335-1050
e-mail:
jp-info@kmckk.co.jpNECエレクトロニクス株式会社について
すべてはお客様の成功のために。
2002年11月1日、NECエレクトロニクスは半導体専業メーカーとして新たな一歩を踏みしました。NECエレクトロニクスは最先端独自技術を背景に、それぞれのお客様のニーズにお応えする半導体ソリューションを提供してまいります。
詳細は
http://www.necel.com/index_j.htmlをご覧ください。
「プラットフォームオーヴィア」の発表に関する報道関係からの問い合わせ先:
NECエレクトロニクス(株) コーポレートコミュニケーション部
電 話 :(044)435-1676(直) e-mail :
press@necel.com京都マイクロコンピュータ株式会社について
京都マイクロコンピュータ株式会社は、1985年の設立以来、開発環境の充実をテーマに製品の開発を行ってまいりました。先進のJTAG ICEとデバッガソフトウェアを組み合わせたPARTNER-Jetシリーズをはじめ、ROMインサーキットデバッガ、コンパイラなどの開発環境とCPU ボード類を軸に時代のニーズに応える製品群を開発・販売しています。
主力製品PARTNER-Jet(2003年11月発売)/PARTNER-JetM(2004年8月発売)は、Linux搭載機器の開発など、最先端の組み込み開発環境に強力なデバッグ機能を提供するJTAG ICEです。PARTNER-JetMは200MHzの高速トレースクロックに対応し、10MBytes/Sec以上の最大ダウンロード速度を実現した、エミュレーションメモリユニット付属の高性能JTAG ICEです。
お問い合わせ先
本社 | 〒610-1104 京都市西京区大枝中山町2-44 |
電話 | 075-335-1050 FAX 075-335-1051 |
東京オフィス | 〒105-0004 東京都港区新橋2-14-4 Rビル5F |
電話 | 03-5157-4530(代) FAX 03-5157-4531 |
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